PRO COURSE
豊かな生活を支える食事ケアの「い・ろ・は」点検
生命に直結する介護である「食事介助」。高齢者の生活を守るために、事故を防ぐ食事介助の正しい方法や食事前後のケアと注意点についてレクチャーします。
正しい食事介助を知っていますか?また、正しい食事介助を行なっていますか?
三大介護のひとつとされている「食事介助」。
高齢者は歳を重ねたことにより、食物を飲み込む力や内臓で消化吸収する力が弱まるので、食事の補助や食べやすいように調理することが必要となります。
また、病気によって筋力が衰えたり食物を認識できなくなる方もいます。
ですが、食事はやはり栄養や水分摂取の手段であると同時に、生きることの楽しみでもあり、高齢者にとってとても重要なものには変わりはありません。
しかしその一方で、食事介助は「死」に直結してしまうケアであることを知っておかなければなりません。
正しく確実に食事を口に運ばなければ、高齢者は誤嚥(ごえん)を起こし最悪の場合は死に至ります。
あまり食べたがらない、もしくはほとんどこぼして食べていない場合は、そのままの状態だと脱水症状を起こすこともあります。
また、調理方法や食事の際の姿勢にも事故を起こしたり、食事を苦痛と感じさせ栄養状態を悪化させる危険性が潜んでいます。
実は食事介助は細心の注意を払って当たらなければならないのです。
ですが、徹底できている介護施設は実際はまだ少ないのが現状です。
この講座では、介護の現場における食事介助の基礎知識と方法、その重要性を中心として、食事の介助時の緊急時の対処法や食事を快適にしてもらうための口腔ケア、メニューの考え方などについてレクチャーします。
また、介護スタッフが心得るべきことや業務に当たる前にすべきこと、認知症の方への接し方なども解説しますので、研修用教材としてもご利用いただけます。
この講座で学べること
- ケアプランについて
- 「今日も元気か」の確認をすることからケアは始まる
- ケアを始める前にやるべきこと
- 食事介助の持つ意味と重要性、その捉え方
- 誤嚥のサインを知る
- 誤嚥があったときの対処法
- 窒息のときの対処法
- 口腔ケアの重要性
- 誤嚥を予防するために
- 椅子・机の高さから姿勢までを配慮する
- パーキンソンの方の食事ケア
- 認知症の方の接し方
- 施設内の匂いを除去するために
- 食事の一口目に注意する
など
どのような高齢者の方も、好きな物やおいしいものは喜んで召し上がります。おいしい食事、食べる楽しみを少しでも長く感じていただくために、
今ここで食事介助とケアについて見直してみませんか?
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